1. 核心を突いた

2. ほとんど無関係な

tangential （タンジェンシャル）は、「ほとんど無関係な」という意味。数学用語としては、円や曲線などに接する「接線の」という意味。

接線の意味の tangent の形容詞のかたち。

タンジェントといえば、サイン、コサインと並ぶ三角関数の一つとして有名ではあるが、すっかり忘れてしまった。接線と三角関数の＜カンケイ＞も、むろんわからない（ちゃんと調べればわかるとは思うけど、めんどくさい σ(^_^;) ）

tangential の本来の意味が「接線の」であるのだから、その派生義は「関わる」であってもよさそうなものなのだが。

接線というものは、辛うじて一つの点のみで円や曲線に接しているところから、一点のみしか関わりがない、すなわち「ほとんど無関係」の意味になったものらしい。

「手で触ることができる」つまり物質的な実在性があることを tangible というが、この tang- のところは、「触れる」という意味。tangent の tang- も、語源的にはむろん「接触」の意味に由来する。